全国高校ラグビー 決勝の結果は
1月7日(決勝) 50 第1 14:00 御所実業(奈良)5―57
東福岡(福岡)なすすべなく御所実が散った。
2人がかりでも止められない東福岡に守りをズタズタにされ、後半24分にモールで1トライを返すのがやっと。
決勝史上最多失点、最多得点差で敗れた。
準決勝までに10トライを挙げたWTB竹山晃暉は「フィジカルの力、判断力は同じ高校生なのかな、と思えた」と肩を落とした。
元幕下力士の和彦さん(44)を父に持ち、体の強さには自信があった。だが、その強みが攻撃で生かせない。
数少ないチャンスは「簡単につぶされました」と見せ場なく終わった。
3度目の準優勝になった竹田監督も「完敗でした。何もできなかった。
それぐらい相手が素晴らしかった」と冷静に大敗を受け止めた。決勝に進出した2年前に続き、またもたどり着けなかった頂点。指揮官は目に力を込め、「必ずまた帰ってきます」と前を向いた。
東福岡が桁違いの強さで3冠を達成した。
御所実(奈良)との決勝は東福岡がFWとバックスが一体になった攻撃で9トライを挙げ、57―5で3年ぶり5度目の優勝を決めた。
東福岡は前半だけで40点を挙げると、後半も3トライで加点。御所実を1トライに抑えきった。
決勝での57得点、52点差は史上最多。5試合で挙げた通算298得点も花園史上最多だった。
▽東福岡 1955年(昭30)創立の私立男子校。福岡市博多区。
サッカー部は昨夏の全国高校総体で優勝し、硬式野球部、バレーボール部も盛ん。
主なOBにサッカー日本代表の長友佑都(インテル・ミラノ)、プロ野球の村田修一(巨人)ら多数
東福岡が凄すぎた
奈良県代表として決勝まで勝ち上がった御所実業も素晴らしいチームでした
またしても優勝に届きませんでしたが、この悔しさを胸に後輩が引き継いでくれる事でしょう
両チームとも おめでとう